採用担当者攻略法

採用を決める採用担当者の事情を知っておきましょう

採用担当者の事情とは?

企業の採用担当者は、いつも何を考えているのでしょう?私は転職も経験してきましたが、今は人事採用という業務を担当しております。過去に数回受けてきた面接や試験ですが、今は逆の立場になっています。

そんな経験から、採用担当者の事情について説明させていただきます。企業規模というのは、社員数が数万人という大企業から、わずか数人という小さな企業まで大小さまざまです。採用業務についても、専属担当がいる会社もあれば、他の業務と兼任するような会社もあります。規模や形態は異なっても、採用担当者の目的というのは同じだと思いますね。

「○月○日までに、○○業務担当の社員を○名、採用しなければならない」

会社は常に利益を求めて動いている組織ですので、わざわざ余分な社員を何人も抱えているというようなことは出来ません。従って、欠員や新規事業計画などの理由があって、そこから「○月○日までに、○名の採用が必要だ」ということになります。

たとえば、私が立ち上げた施設では1施設当り70~100名程の従業員が必要となります。この内、外部委託などを外すと30~40名くらいの人材を採用することになります。つまり、開業までにこの人数を採用し、教育しなければ施設を開業することが出来なくなります。

開業日に合わせ、施設の内外装を仕上げ、チラシなどの広告を使って「新規オープン」を告知しているわけですから、オープンできなくなってしまったら経営的に深刻です。このように、採用担当者は、「入社の期限」と「人数の目標」に追われていると思ってください。

「その内いい人が見つかったら入れよう!」などという安易な考えではないのです。ですから、大人数を採用する採用担当者は特に大変で、「限られた時間のなかで、早め早めに少しでも良い人材を選び出すこと」に相当のパワーを注いでいます。

その業務に向いた素質を持ったふさわしいい人材を、多くの応募者の中から少しでも早く選び出し、面接や業務説明を行い、期限までに整えるという課程は、並大抵のことではありません。

私の経験から言わせて頂きますと、条件に合いそうな人材というのは、一回目の面接で二重丸をつけておきます。もちろん、こちらの希望したスキルを持った人材ということが第一条件ですが、細かな注文のない方が優先されることが多いですね。

  • 「○○店以外への勤務は無理」
  • 「○○以上の賃金が必要だ」
  • 「○○は家族と相談してからご返事します」

というように、その場で何らかのマイナス要因のある方は、次へまわすことになります。一通り面接が終わり、二重丸の方で定員を満たしたならば、それで決まりです。どうしても引けない条件は仕方ないと思いますが、最初から色々と注文をつけてしまうと、このような可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。

インターネットの応募ではスピーディに動ける人が強い!

自分の会社に必要な人材を限られた時間の中でスピーディに探し出し、これぞと思った人と面接し、内定まで引っ張っていくのがまさに「採用担当者の仕事」です。

そのため、採用担当者は時間効率を重視した仕事の進め方をしていきます。そうせざるを得ないといったほうが正しいかもしれません。では、応募者がじっくり悩んでいたらどうでしょう?転職は応募者にとって一大イベントですから、充分に考えるのは当たり前だと思います。

しかし、スピードを重視した進め方をしている採用担当者から見ると「返事がないということはうちに来る気がないのでは?」と不安に感じるのは当たり前のことです。「自分から連絡するのが苦手なのかな?こちらから連絡したほうが良いかな?」というように親切に対応してくれる採用担当者はごくわずかです。

採用担当者は、何よりも、スピーディーに期日までに採用を完了させたいと思っていますから、「早く応募した人」や「早く対応できる人」が圧倒的に有利です。

考え悩むことも大切ですが、スピーディーに対応するという事も大切ですので、悩んだときはこのことを忘れないようにしてください。